設立総会[5月19日(日) 幹事会]
・会場および時間 茅野市役所7階会議室 12:30〜13:20
・参加者人数 43 名(会員のみ)
・事業内容
(1) 会則 (2) 役員の選出 (3) 役員挨拶 (4) H14 事業内容(案)の説明 (5) H14 予算(案)の説明
設立総会[5月19日(日) 幹事会]
・会場および時間 茅野市役所7階会議室 12:30〜13:20
・参加者人数 43 名(会員のみ)
・事業内容
(1) 会則 (2) 役員の選出 (3) 役員挨拶 (4) H14 事業内容(案)の説明 (5) H14 予算(案)の説明
設立報告会並びに記念講演会[5月19日(日) 幹事会]
・会場および時間 茅野市役所 8 階大ホール 14:00〜17:00
・参加者人数 161 名
・事業内容
(1) 今井会長から八ヶ岳森林文化の会設立の報告
(2) 設立記念講演会
記念講演会講師:内山 節 氏
演題:「文化にとって森林とはなにか 〜これからの地域のあり方を考えながら〜」
研修会[6月8日(土) 学習部会]
・会場および時間 青少年自然の森 管理棟会議室 13:00〜16:30
・参加者人数 38 名(講師及び市職員を含む(定員:50 名))
・事業内容
(1) 講演「氷河期の植物」 講師:静岡大学理学部教授 増田 氏
13:30 講演開始。北極地域に生息している植物と日本の高山植物の関わりや類似性に
ついて、これまでの氷河期における四度の氷河移動と結びつけ、氷河地形や当該植物等
の写真や関係資料を使って講演いただいた。学術的で八ヶ岳の高山植物のルーツに触れ
る大変興味のある話をわかりやすく説明いただいた。講演終了は 15:00。
(2) 学習講座「茅野市の森林」 講師:茅野市役所農林課林務係 長田 時男 氏 朝倉 健太 氏
15:10 より講座開始。最初に市役所農林課長より講座開催に当たって挨拶があった。
次に、「森の恵み」(森林の公的機能拡充推進協議会)のビデオ放映(約 12 分間)があ
り、この後、長田講師より、「茅野市の森林」について講義をいただいた。ここでは、
茅野市の森林の所有分布、樹木分布を始め、人工林の落葉松造林が中心となった状況、
行政の森林整備の方向性や施策に関する話があった。また、資料としては、茅野市の財
産区有林区分図や樹木分布図などが示され、良い学習の場となった。16:15 に終了。
(3) その他
今井会長より、会員への連絡事務の対応について、メールやファックスを活用した効率的な方法の検討が必要となっていること、また、第 1 回森作り講座の開催に関する報
告がなされた。16:30 に研修会を終了する。
当部会としては始めての事業実施であったが部員各位の連携と協力により無事終 了できてよかった。
茅野市こどもまつり(森のロープ遊び)[6月9日(日) 学習部会]
・会場 ちの地区センター
・参加者人数 こどもまつりに参加者した幼児及び小学生が多数参加
・事業内容
(1) 森のロープ遊び「ネパールブリッジ」
講師:日本山岳ガイド連盟理事 堤 信夫 氏 他 2 名
1) ロープで作った吊り橋(V字型)の歩行体験
2) ロープで作った吊り橋(垂直 H 字型)の歩行体験
3) 補助具を使ったロープによる高所からの降下体験
* 前日準備:8 日の午後1時半より「ちの地区センター」玄関東側において会場設営を
行った。堤講師、助手 2 名、嶋さん、米川さんの参加により、ロープでのネパールブリ
ッジ(V字、平行)作りが行われた。
* 実施準備:8 時半集合(講師陣、米川さん、田中さん)、9 時半集合(菅野、桑原、小
針、浦野、牛尼)し安全確保のためのマット準備及び役割分担の打ち合わせを行う。
* ロープ遊びの実施:10 時 15 分〜12 時 00 分、休憩昼食、13 時 00 分〜14 時 30 分 参
加者が皆並んで待っているような盛況となった。
* 後始末:14 時 30 分〜16 時 00 分、ブリッジの解体、マットの返却、会場後始末
を行う。小田島さんにもお手伝いをいただく。
* 終了後、講師陣に軽い食事をとっていただく(米川さん同行)。
・感想等
こどもまつりへの参加が始めてであり、計画が十分でなく準備段階や実施においてとま
どうことが多かった。事故防止には十分な対応を払ったが、幼い子供さんの体験希望が多
く、事故がないように気をくばる大変さがあった。また、本事業の意義や目的、また、東
京から来ていただいた3名の講師陣への対応にも課題が残った。今後は実施の可否を含め
て十分に検討することが必要のように思える。
第1回森づくり講習会[6月23日(日) 森づくり部会]
・会場および時間 米沢市民の森(吉田山) 8:00〜15:00
・参加者人数 17 名(会員のみ(定員:30 名))
・事業内容
講師:諏訪地方事務所林務課普及林産係 山内 仁人 氏
諏訪森林組合 丸茂 博朗 氏
森林の機能、森林整備の必要性、間伐作業時の服装、チェンソーの使い方、目立ての方法
安全作業の為の禁止事項、間伐の仕方(伐倒方法)
・感想等 初めての講習会ということで、会員の基本的技術の習得及び技術向上を目指すこと を目的とし、今後の森林整備作業の準備段階としたい。
第1回森林観察会[7月14日(日) 森林観察部会]
・会場および時間 茅野市蓼科鹿山財産区所有の別荘地 9:00〜15:00
・参加者人数 22 名(定員:30 名)
・事業内容
講師:大木正夫 氏
乱開発の目立つ蓼科高原の中でも自然が多く残っている鹿山地区の樹木の観察会
を通じ、蓼科高原に生息する樹木、鳥、動物について学習する。
・感想等
募集人員の 30 名に対し参加者は 22 名であったが、講師の説明を聞くには、むしろ適
当な人員であったと思われる。
一般の方への周知方法に検討の余地があったと思う。
事前準備(コースの下見、雨天時の代案 等)は良かったと思う。
学習会「樹木の花の咲かせ方」及び意見交換会 [8月1日(木) 学習部会]
・会場および時間 宮川地区センター2階大広間(学習講座) 18:00〜20:00
茅野文化センター2階学習室(意見交換会)
・参加者人数 約 19 名
・事業内容
(1) 学習講座:「樹木の花の咲かせ方」
講師:伊藤 栄治 氏(樹木医、当会副会長)
資料、写真(テレビ)及び樹木サンプルを提示していただきながらの花をよく咲かせ
るには樹木をどのように管理していったらよいかお話をうかがった。花芽は前年度に作
られる樹木が多く、花芽の付き方も樹種により幾つかのタイプに分かれる。花を咲かせ
るためには、肥料、日当たり、剪定方法など理にかなった対応が重要となることなど学
習した。
(2) 意見交換会
学習部会の今後事業について、出席者より希望や意見を伺い今後の事業活動に反映
して行くことにした。活発に意見や提案がなされたが、時間的な制約でまとめを行う
ことは出来なかった。
・感想等
はじめての学習会であり、何人参加していただけるか心配であったが、多数の出席が
あり好況の内に学習が進んで安心した。花をよく咲かせるには、樹を知ることからはじめ
なければならないなど、会員として学習課題は沢山あるものだと思った。
意見交換会については沢山の意見が出された。会員各位がいろいろの思いを持って当
会に参加していることがわかった。これからの活動課題として、会員各位がそれぞれ主役
となり事業展開ができるよう、部会事業は勿論、会事業を考えて行く重要性を感じた。
学習会「樹木の剪定の仕方」[10月3 日(木) 学習部会]
・会場および時間 宮川地区センター 18:00〜19:30
・参加者人数 約 19 名
・事業内容
学習講座:「樹木の剪定の仕方」 講師:伊藤 栄治 氏 (樹木医、当会副会長)
前回に引き続いて、資料、写真(テレビ)及び樹木サンプルを提示していただきなが
ら、出来るだけ樹木を痛めないの剪定の仕方とその要点について講義をいただいた。単
軸分岐と仮軸分岐の樹、切る枝と切らない枝、また、果樹の剪定や庭木の剪定など幅広
く剪定について学んだ。
・感想等 松の剪定の話を聞きながら、そこには日本の美意識や伝統の技と言った文化があること に気付かされた。森林文化おいても、伝統とか美意識と言ったことを再検討してみる時期 を迎えているように感じた。
第2回森づくり講習会(茅野市共催)[10月20日(日) 森づくり部会]
・会場および時間 米沢市民の森(吉田山) 8:30〜15:00
・参加者人数 34 名(一般市民 19 名、会員 15 名(定員:30 名))
・事業内容
講師:諏訪地方事務所林務課普及林産係 山内 仁人 氏
諏訪森林組合 雨宮 一志 氏、小池 義仁 氏
八ヶ岳森林文化の会森づくり部会 中谷 勝亮 氏、両角 裕次 氏
森林整備の必要性、チェンソーの使い方、目立ての方法
間伐の進め方、伐倒作業(実習)、枝打ち作業(実習)
・感想等
間伐講習会というと、技術習得の面に重点がおかれがちだが、森林整備の必要性等、行
政側の説明もあり、有意義な内容であったのではないか。
2度の間伐講習会で、ある程度基本技術について習得できたと思われるので、次年度以
降、継続的森林整備作業につなげたい。
茅野市農林課林務係と共催のため、講習会当日の傷害保険料、講師謝礼(2名分)及び、
レンタルトイレ代等の支出については、林務係負担
第2回森林観察会[10月27日(日) 森林観察部会]
・会場 飯田市伊賀良地区、伊那市ますみヶ丘地区
・参加者人数 13 名(定員:会員のみ 28 名)
・事業内容 整備が行われた森林の見学会
・感想等
参加者は 13 名と少なかったが、広いフィールドの中で説明を受けるには、多からず少
なからずであった。
文化の会で森林整備をする際のモデル林ともなりえる森林ではなかったかと思える
。
見学会「岐阜県立森林文化アカデミー」[[11月10日(日) 学習部会]
・会場および時間 岐阜県立森林文化アカデミー 7:45〜19:00
・参加者人数 約 20 名 (内会員:16 名(定員:25 名))
・事業内容
岐阜県美濃市の岐阜県立森林文化アカデミーをバスで訪問した。アカデミーでは森林を 課題とするフィールド重視の実践的なの教育展開、木造りをコンセプトとした施設作り、 森の体験ゾーン活用等を掲げた新しい教育が行われている。森林文化アカデミーは学園祭 の開催中であり、学内展示や催事の見学、学校の概要説明、施設・設備及び演習林の見学 を通じて、森林文化やこれから森林と向き合おうとしている若い人達の取り組みや姿勢に ついて学習した。
・感想等 大変広い森林面積を保有する茅野市においても、森林文化への対応やこれから森林と向 き合って行こうとする若い人達の育成は大きな課題である。見学した森林文化アカデミー は、森林の問題に関してひとつの答えを与える存在として大いに学んでいくとことがある ように思った。
冬の森を見に行こう[平成15年2月23日(日) 学習部会]
・会場 桜平林道
・参加者人数 22 名
・事業内容
講師:音田 信起 氏 (山岳ガイド)
前日の雪もやみ木々の枝に積もった雪が美しい桜平林道を講師の話を聴きながらスノ
ーシューを履いて進む。冬の樹木の様子、動物たちの足跡、雪崩の話など、参加者は初め
て聴く話に興味津々の様子でした。
冬のモノクロの世界を初めてスノーシューを履いて八ヶ岳山麓の約2時間の楽しい約3km のハイキングでした。
きのこの菌打ち講習会(茅野市共催)[平成15年3月16日(日) 森づくり部会]
・会場および時間 運動公園第2駐車場 9:30〜15:00
・参加者人数 34 名(一般市民 19 名、会員 15 名(定員:80 名))
・事業内容
(1) しいたけ原木菌打ちについてと管理の仕方
講師:林業総合センター 高木茂 氏
(2) 菌打ち作業
指導員:林業総合センター 高木 茂 氏
諏訪地方事務所林務課普及林産係 山内 仁人 氏
茅野市役所農林課林務係 係長 長田 時男 氏
八ヶ岳森林文化の会森づくり部会 伊藤 栄治 氏
4 島 8 班に分かれ菌打作業を行う
吉田山の間伐材を利用しクリタケの菌打作業を行う(文化の会)
・感想等
子供と一緒にきのこの原木造りを通し森とのかかわり合いを考える機会になれば良い。
原木の太さが揃わないが間伐材を利用した菌打講習会として行きたい。
2022.2.24