活動実績報告


森づくり講習会[11月4日 森づくり部会(市役所農林課林務係と共催)]

対象: 会員及び一般市民    場所: 市民の森(吉田山)    内容: 製材機、チッパーの使い方
(1)チッパーの使い方
 チッパーを使って簡単にウッドチップを作ります。作ったチップはお持ち帰りいただけます!
(2)製材機の使い方
 4m位の材も引きます。引いた材はお持ち帰りいただけます!

20071104森づくり講習会
大型チッパーを使っての作業

参加者の声

11月4日森作り部会、森林講習会に参加して

森づくり部会 会員

 今回の講習会は間伐材を利用してのウッドチップづくりと、間伐材から角材や板材を製材する作業実習でした。 市役所農林課のご協力を得て、諏訪地方事務所から大型チッパーと移動式製材機をお借りして吉田山で実施されました。 指導には前回8月に引き続き、地方事務所から保科さんが来られ、機械操作の技術指導だけでなく、森林整備に関する興味ある話を色々伺えました。
 森づくり部会では作業班が中心になって、3年前から吉田山で間伐を進めていますが、間伐材を何とか有効利用する方法はないかと、常々考えています。 間伐の効率だけを考えれば、切り捨て間伐でその目的は達成されるのでしょうが、樹齢40年前後の立派に育った落葉松や赤松を倒したまま捨て置くのは、 なんとも‘もったいない’気持ちが残ります。
 今回の製材機を上手に活用すれば、自分達が切った木を使って椅子やテーブルが作れるのではないか。素性の良い落葉松、赤松、桜、栗などを引き出 して数年乾燥させ、製材して更に数年乾燥して、鉋をかけ、磨き上げてオリジナルデザインの家具を作る。もしこのような事が実現出来れば、 なんとすばらしい事か!丸太が角材や板材に変化していくのを眺めながら、そのような夢を描いていました。
 実現のためには同志を募り、経済的な成立性を詰めねばなりませんが、機械が無償で借れる事を前提とすれば、自分達のペースに合わせた展開の可能性 が色々ありそうに思えます。先ずは作業班で議論が出来ればと考えています。

(緑の防人H19掲載)

2007.11.4