活動実績報告


第3回 森林整備研修会[9月27日 森づくり部会]

対象: 会員、及び一般市民
場所: 市民の森 吉田山
◇過般式の製材機にて、間伐で得られた丸太から、柱や板を造りました。
◇木の種類は、カラマツ、アカマツ、コナラなど。
◇製材機は、長野県の所有で、希望者に貸し出しているものを借りて使用しました。
◇作製した木材は、ご希望の方にお分けしました。
◇参加者 11名

トピック

製材の手順
• 製材機のレールの上に丸太を固定し、その上を、高速で回転する鋸を取り付けた可動部を移動させることで、 木をスライスしていきます。
• 切断面を変え、切り取る厚さを調整することで、好みのサイズの角材や板材を造ることができます。
• 自然の丸太は、曲がっているものもある(電信柱のようにまっすぐでない)ので、どのように材を切り出すかが難しく、 中心線を見きわめることがポイントになります。


■ 作業場所全景および製材のために集めた間伐した丸太
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■ 丸太を製材機のレールの上に運び上げ固定します。
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    留め金を差し込む


■ 切断する位置(高さ)を調整する。
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大きなベルト状の鋸が回転することで、
材を直線状に切断する。
直径1メートルは優に超える鋸の輪


■ 回転する鋸をレールに沿って押していく。(平行移動させる)
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手前から見る 奥から見る


■ 木材を切断する
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外側の皮の部分を落とす 板を切り出しているところ
   
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一面を切り取った丸太 三面を切り取った丸太
   
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切断中、鋸の後ろ側では、スライスされた板と丸太の間に少し空間を空けるようにする。
こうすると、切断面の鋸が圧力を受けず、スムーズに前進する。


■ 出来上がり
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角材 (角材からつくった)板
   
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お持ち帰り

参加者の声

一般参加 北原時雄

自然はいいなあ
広報ちので、市民の森イベント参加者募集、森林整備研修会がある事を知り、 今回初めて参加させていただきました。
移動式製材機で間伐材の製材体験でした。 自分で、作ろうとする材料を製材し、家で作ってみたいもの、 例えば、テーブル、丸太材を半分に割って、椅子、花台等、丸太から製材して家に持ち帰り、 どんなものが出来るか、作る楽しさがまたおもしろいと思います。
空気のいい自然の林の中で、和気相あいの一日で楽しかった。 荒廃した森林の間伐による整備、整備されたあとの、立木の整然とした中を散策するのもまた楽しいものです。
大勢の人にこのイベントを知って頂けたらいいなあと思いました。 体験した人達の口こみで、一人でも多くの人が参加出来ればいですね。
広報も色々のイベントがあり、見落す可能性もありますので、 もう少し目立つ様な、大きな題字にしたらと思いますが、むずかしいところですね。

2009.9.27