活動実績報告


キノコの菌打ち講習会 / 薪割り機 取扱い講習会 [3月21日PM 森づくり部会]

対象: 会員  場所: 茅野市運動公園焼肉広場
参加人員: 会員 19名

  午前中に実施した一般向けしいたけ菌打ち講習会に引き続き、午後から会員を対象とした菌打ち講習会を実施しました。 しいたけ80本、なめこ70本の原木をつくりました。
  その後、文化の会で購入したエンジン薪割り機について、取扱い講習会を実施しました。

トピック

菌打ちの手順

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棒駒菌 … 先細りした円柱形の木片にキノコの菌を染みこませたもの。 @コナラの原木に電気ドリルで穴を開けていく。 90cmの丸太に30〜60個 (太さによる) A棒駒菌の先細りしている方を穴に差し込む。
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Bハンマーで棒駒菌を樹皮と平らになるまで打ち込む。 打ち込んだ後の状態。
これでOK!
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手馴れた手つきで作業は進み、あっという間に全ての原木に菌打ちできました。

薪割り機の取り扱い講習会

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深水製 「 薪わーる500型 」 エンジンタイプ  60cmの薪まで入ります。
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@薪(丸太)をセットする。 Aレバーを操作すると、垂直に取り付けられた斧がゆっくり移動して、薪を裂くように割っていきます。

参加者の声

会員 藤山 洋一

  きのこの菌打ちを初めて体験しました。昨年来ホダ木の切り出しなど、色々と準備して下さった方々に感謝いたします。 当日は、地面に落としてしまった駒は使用しない事、菌打ちした駒からやがて菌がホダ木全体に行き渡る事、 きのこが出てくるのは来年以降になる事など、色々と教えていただきました。 自分で菌打ちしたきのこを収穫できる日が楽しみです。
  また雪の降る寒い日でしたが、炭の焚き火が大変暖かく、子供の頃に火鉢で暖を取ったのを思い出しました。 私は今年が長野で過ごす初めての冬ですが、薪ストーブの暖かさが本当に有難いです。 最近は林の中に落ちている枝や倒れた木を見ると、ついつい薪として使えるのでは、という意識が働いてしまいます。
  森はきれいな水や空気を我々に与えてくれますが、さらに薪・きのこ・炭など様々な贈り物をくれるありがたい存在だとつくづく思います

2010.3.21