活動実績報告


第1回 市民の森生態観察会[4月24日 森林観察学習部会]

  〜野鳥の観察〜   野鳥たち
市民の森を散策しながら、野鳥を観察しましょう。
昨年は、イカル、ウグイス、エナガ、オオルリ、フクロウなど33種を確認しました。今年は、どんな鳥の姿を見、声を聞くことができるでしょう。 小鳥のさえずりを聞きながら、暖かい飲み物軽食も楽しみましょう!
日  時 4月24日(土)午前6:30集合〜午前9:00解散予定
場  所 市民の森(吉田山)駐車場
講  師 野沢進之輔さん(青少年自然の森職員)
持 ち 物 軽い山歩きのできる服装、雨具、お持ちの方は双眼鏡、野鳥図鑑
参 加 費 500円(暖かい飲み物と軽食付き)
参加者数 32名(内スタッフ4名)
共  催 市民の森を創る会
野鳥たち

4月下旬だというのに、山には雪が降り、気温は零下という悪コンディションでしたが、22種の野鳥を観察しました。 熱心な32名の参加があり、長年の観察会の積み重ねが実を結んだと感じられる観察会でした。

トピック

野鳥の観察
 野沢先生が「何度下見をしても寒くて野鳥がいない。せめて、ミソソザイの声くらい聞けたらいい」とスタートましたが、22種の野鳥が観察できましたし、 ミソサザイの声も聞くことができました。
 アンケート結果でも、ミソサザイが人気抜群でした。

<姿やさえずりを確認できた野鳥>(縦にあいうえお順)

アオジ
アトリ
イカル
ウグイス
カシラダカ
キジバト
キセキレイ
コゲラ
ゴジュウカラ
シジュウカラ
シメ
ツツドリ
ツバメ
トビ
ノスリ
ヒガラ
ヒヨドリ
ホオジロ
ミソサザイ
メジロ
モズ
ヤマガラ

 

講師の野沢さんのポイント、ポイントでの、ゆったりしたお話が印象的。

森にはなぜ、多くの鳥たちがいるのだろうか?
森の中で鳥たちは住み分けをしている。樹木の高い所を生活圏としている鳥たち、中間あたりを生活圏とする鳥たち、下層部を生活圏にしている鳥たち。木に巣を作る鳥たち、藪に巣を作る鳥たち、さまざま。森の多様性が鳥たちの多様性を生む。


  なっとく!

20100424観察風景 20100424観察風景

観察が終わったあとには、暖かい飲み物と軽食が待っていました。
暖かい飲み物を飲みながら、講師の野沢さんに質問をしたり、鳥友達を作ったり、和気あいあいの観察会になりました。

20100424観察風景 20100424観察風景


今 市民の森で観察できる花

 
20100418アブラチャン 20100418ミヤマウグイスカグラ 20100418ヤマネコヤナギ
アブラチャン ミヤマウグイスカグラ ヤマネコヤナギ


 

アブラチャン(油瀝青):クスノキ科 クロモジ属
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽):スイカズラ科 スイカズラ属
ヤマネコヤナギ(山猫柳):ヤナギ科 ヤナギ属

参加者の声(アンケート)

今日のあなたの感動は?
 ベストドレッサーの鳥は?   いた(14人)
   キジバト(1)、シメ(3)、イカル(2)、シジュウカラ(1)、キセキレイ(1)
 声の美しい鳥は?  いた(16人)
   ミソソザイ(7)、ゴジュウカラ(1)
 鳴き方の面白かった鳥は? いた(15人)
   ホオジロ(2)、ミソサザイ(1)、キジバト(1)、シメ(1)、イカル(1)
 名前を覚えた鳥は? いた(13人)
   シメ(3)、ミソサザイ(2)、ホオジロ(1)、シジュウカラ(1)、イカル(2)、アトリ(2)、アオジ(1)
その他の感想
 行動が面白かった鳥:カシラダカ
 寒かったので暖かい飲み物が良かった!
観察会の今後にひとこと
 まとめの時に一言皆の感想をきいては?
 木の実の会(木の実と木を照らし合わせるとか)
 もう一回バードウォッチング
 継続してください。
 毎週末やってほしい。

2010.4.29