森づくり市民講習会(茅野市農林課林務係との共催事業)
〜森の恵みを有効活用しよう!〜
[10月8日 森づくり部会]
日時: 10月8日(日) 午前9時〜午後2時
場所: 市民の森
参加者数: 22名 (茅野市職員4名 会員10名 一般参加8名)
総面積200ヘクタールの市民の森(吉田山周辺)は、八ヶ岳森林文化の会の手により、毎年間伐を続けております。
今回は間伐材の有効活用のために、
伐採しておいたコナラ、クリ、サクラなど広葉樹の材を使い、
参加者の方々に集材・玉切り・薪割りの一連の作業を体験して頂きながら、薪づくりを行いました。
薪は作業して頂いた方々におわけしました。
作業の流れ
・伐採場所に置いてある丸太材をトラックを利用して搬出し、作業場所に集めます。
・チェーンソーで丸太を薪として手頃な長さ(40cm程度)に玉切りします。
・エンジン薪割り機を使って玉切った丸太を半分あるいは四分の一に割って薪にします。
穏やかな天気に恵まれ、市農林課林務係より提供して頂いた大型トラックの威力、
3台の薪割り機をフル稼働、とりわけ参加者の皆様の並々ならぬ熱意のおかげで、
例年とは比べものにならないほど沢山の薪をつくることができました。
一般参加 茅野市玉川 山本 永
薪だけじゃない、山のめぐみに感謝
10月8日に薪作りづくり講習会に初めて参加しました。吉田山の市民の森に入ったのも初めてでしたが、普段市内で見ているカラマツ林とは違い、間伐が進み、太陽の光が入り込む、散策をしたくなるような森でした。自然保全の森、素材生産のための森など、森には様々な役割がありますが、吉田山のように、身近で、人が森と触れ合い、楽しめる森も、住民にとっては貴重な財産であると感じました。
さて、薪作りですが、吉田山には、コナラや栗、山桜等の広葉樹も多く、薪として高級で、なかなか手に入らないコナラの薪を車いっぱい頂くことができました。家の薪ストーブでは、はじめの着火時ではカラマツ等も使っているため、針葉樹も搬出して頂けるとありがたいと思います。
山から木を出すのは大変な作業ですが、森林文化の会や茅野市の行政の方々と、講習会の参加者での共同作業により、多くの薪をつくることができました。その後の豚汁も格別に美味しく、薪だけじゃなく、いろいろな山の恵みに感謝します。
一般参加 茅野市湖東 角川
薪作り講習会に参加して
今年で2回目の参加になります。
今回豚汁作りの担当になり、市の農林課の宮坂さんと一緒に作ることになりました。
炭焼き小屋で作った炭を燃料に作り始めたのが11時、普段、家庭ではガスや電気で調理しているので火加減が自由自在ですが、炭はそういうわけにはいかない。寸胴の鍋の湯が仲なか沸騰しない。具を入れ、みそを入れて、ようやく煮えてきたのが12時半。30分遅れの昼食となりましたが、その間、間伐材の搬出、玉切り、薪割りと作業が進み、昼食前には薪割りを少し残すのみとなりました。豚汁は22名の人達のお腹を満たし、最後はうどんを入れて、おかわりも出来、完食となりました。
昼食後、17人分に薪を分ける作業が始まりました。
平等に分けていくのが大変ですが、最後は、17の薪山がどれも同じくらいに見えるのが不思議です。
ジャンケンで勝った人から薪山を選んで、それぞれの車に積んで持って帰る。それで作業は終了です。
秋晴れの下、豚汁も美味しく、身体を使った作業はとても気持ちの良いものでした。
一般参加 茅野市泉野 匿名希望
今回初めて森づくり市民講習会に参加させて頂きました。
私は薪作り初心者なのですがスタッフの方々が親切に指導
してくれたので楽しく気持ちよく作業させて頂きました。
既に伐倒して頂いていた間伐材を山から出すのが想像以上の
力仕事でした。私は薪を持ち帰れて助かりますし、森づくり
につながると思うと気持ちの良い疲れに感じました。
また、用意して頂いた豚汁が温かくて作業の疲れをとって
くれました。とても美味しかったです。
沢山薪を持ち帰れたので薪ストーブに使いたいと思います。
自然には関心があるのでこの講習会だけでなく別の催し物を
含めまた参加したいと思います。