炭焼き市民講習会(市委託事業) エピローグ
〜「しなのがま」炭焼き体験教室〜
[森づくり部会]
日程: 2013年 4月2日(火)〜4月9日(火)
場所: 市民の森 しなのがま
参加者: 20名
昨年11月に失敗した炭焼きの再挑戦です。窯の温度が上がらず生焼けになった材を使い、再び炭焼きを開始しました。一昼夜の燃焼だけで、思いがけず良質の炭ができあがりました。
ひとつひとつ経験を積み、少しづつ自信もついてきました。次回の炭焼き講習会は6月に予定していますので皆様ふるってご参加ください。
4月2日(火) ≪1日目≫
午前10時に再度火入れ、温度は順調に上がり、翌3日14時半に窯止めをしました。窯止めの直前の温度は284℃でしたので自燃に入っていることは確かです。
4月9日(火) ≪8日目≫
一週間後の9日午前9時、参加者が固唾の飲んで見守る中、窯開きを行いました。あまり期待していなかったのですが、意外に上手く焼けていました。出来上がった炭の重量は153Kg、今までの実績では150〜200Kgなので数字的にも良い線行きました。
前回失敗したときと比べ、今回は際立った違いがありました。
焚口の炎が、窯の奥の方にどんどん吸い込まれていったことです。これが本来の姿で、熱気が十分に窯内に送り込まれ炭材がしっかり加熱されたと考えられます。おそらく窯内の煙道口を掃除した効果によるものと思われます。