事業報告


第2回 薪づくり講習会 (市農林課林務係との共催事業)会

〜チェーンソーの使い方の基本を習って薪づくりを安全に〜    [森づくり部会]

日程: 2013年9月29日(日)  9時〜16時
場所: 市民の森(吉田山)駐車場
参加者: 35名(内スタッフ参加15名)

茅野市農林課林務係と共催で、薪づくりの講習会を開催しました。  どのようにして薪は作られるのか、その苦労を含め参加者の方々に体験していただくため、間伐材の集材、チェーンソーでの玉切り、薪割り機で薪を作るという一連の作業を行っていただきました。自分で汗を流して手に入れた薪はまた格別なものではないかと思います。
今回も作業の前にチェーンソーを安全に操作するため簡単な講習を行い初心者の方には大変に好評をいただきました。また、直前の森林整備作業で運良く多くのコナラの古木を間伐したことによりいつもより多めにコナラをお分けすることができました。

トピック


● チェーンソーの使い方の講習
安全な薪づくりのため、チェーンソーの基本操作について簡単な講習会を開きました。参加者を5名程度の班に分けて、各班についたインストラクターがチェーンソーの基本操作や玉切りの指導などを行いました。
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● 集材
軽トラックに分乗し間伐場所に移動します。長いままの丸太をチェーンソーで持ち運べる長さに玉切りし、トラックに積み込みます。数往復かけて薪となる材を集めます。
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● 薪割り
今年は薪割機を一台新調しました。運び込んだ材を40cmの長さに玉切りし、薪割機を使って適当な太さに割り、薪にしていきます。
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● 解散
参加者の方に一山づつの薪を持ち帰りいただきました。
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参加者の声

一般参加  茅野市湖東  齊木 大地

薪作り講習会に参加して    

何より軽トラ1杯の薪を頂けて、\1,500は安い!!
薪作り講習会という名目で、チェーンソーの正しい使い方、メンテナンス方法、集材方法、薪割りをご教授戴いた。
山から木を出すことの大変さを知った。砂利の登り坂、豪雨でできたであろうタイヤがハマったら抜けられなくなりそうな溝、乗用車ではとても入っていけない場所から間伐材を搬出している林業の方々の御苦労を知った。
チェーンソーの正しい使い方では、初心者の私にもとても丁寧に教えて戴き、安全作業が習得でき、工具に愛着を持つことを出来た。
薪割り体験では、斧の使い方、木の目を見る、太いものは四角に割ってから、真ん中を割る、遠心力で降れば力は全く必要なく、良い汗をかけた。
購入すれば、一束\500の薪。高いと思っていたが、自分で作業してみると集材、切断、薪割と、経費が掛かることもうなずけた。
薪を頂けるとともに、森林浴でリフレッシュ!!
なかなか良い休日でした。需要者が積極的に森林保護の為に山に入り、メンテナンスを手伝うことの見返りに間伐材を安く提供するという今回のような趣旨は素晴らしいと思います。 薪が安く購入できるようになれば若い人の薪ストーブ導入が増えてくると思う。 今後もぜひ参加したい。参加費用がさらに安くなればBEST!