製材研修会
〜“間伐材を活用して製材体験〜 ［森づくり部会]
日程： ２０１４年９月２１日（日）
場所： 市民の森
参加者： ９名
県から製材機を借り受け、今年から一般参加者を対象とした製材研修会を実施しました。一般参加は１名とやや寂しいものでしたが、好天にも恵まれ中身の濃い充実した研修会となりました。
製材とは、製材機を使って丸太から板、角材を挽き出す「作業」のことですが、成否の鍵は、その前の「周到な準備」にあります。製材機が、まず動くこと、そして最大限の能力を発揮するには、
・機械は、固く安定した地面の上に、正確に水平に設置すること、
・エンジンがスムーズに回転すること、
・始動装置やアクセル、クラッチなどの操作系が正しく動作すること、
・そして歯は切れ味鋭く研がれていなくてはならない、
などの条件が全て揃って初めて満足な成果を得ることができます。
今回は、機械が経年劣化してきたせいもあり、いろいろと問題が発生し、そのたびに万事休すの危機に見舞われましたが、参加者の熱意と協力で試練を乗り越え、無事作業を成しとげることができました。この経験を通じ貴重なノウハウを得るとともに、「諦めない心」も鍛えられのではないでしょうか。
なお、準備に時間がかかり当初の計画をこなすことができなかったため、翌日積み残しの作業を行いました。
