第2回 薪づくり講習会
〜チェーンソーの使い方の基本を習って薪づくりを安全に〜
[森づくり部会]
日程: 2014年9月26日(日) 9時〜16時
場所: 市民の森(吉田山)駐車場
参加者: 一般22名 会員(スタッフ)13名
さわやかな秋晴れのもと、本年2回目となる「薪づくり講習会」を開催しました。今回は、茅野市林務課との共催となり、材搬出のために2台のトラックの応援をいただきました。
午前中は、軽トラックに分乗し、間伐場所までアップダウンの激しい悪路を往復し、間伐で切り倒された広葉樹の材を運び出します。ダンプ仕様となっている市のトラックが大活躍し、沢山の材を効率良く調達することができました。午後は、材を40cmの長さに玉切り、それを薪割り機で薪にするという作業を、全員で手分けして行いました。2時間の集中作業の結果、大量の薪を作ることができ、皆さんにお持ち帰りいただくことができました。
今回は22名の一般参加のうち、多くの方が初参加、「市民の森」も初めてという方が多く、参加者に配る「ガイドブック」を、友人にも紹介したいという方を含め19冊お配りしました。最近は茅野に移住してきた若い方の参加も目立つようになり、里山の魅力というものが、世代を超えて認められてきたのかと思います。
一般参加 中村賢一朗
薪づくり講習会に参加して
先週土曜日は薪づくり講習会に参加させて頂きありがとうございました。
今まで山の中に入ったり木を切ったりとかをすることとは無縁の都会のサラリーマン生活を送っておりましたが、縁があって今年の7月から茅野市に移住する事となりました。その際、薪ストーブって何だか楽しそうという安易なイメージでストーブを購入し、薪割り生活を始めることとなりましたが、何分不慣れなもので、今回講習を受けることとなった次第です。
講習では先ず切り倒されている木材を短く切断して、軽トラに乗せて持ってくる作業を行いました。初めて木を切る目的で山の中に入り、太い木材を軽トラに乗せる作業を行いましたが、普段運動などしない私には大変でしたが、木材を積み終わった後荷台に乗ってでこぼこ道を戻っていくのは新鮮さと爽快感がいっぱいで、山に興味を抱かせる良い機会となりました。
その後チェーンソーの目立て講習にてチェーンソーの管理の方法を教わり、本格的に玉切りを開始しました。今までも多少玉切りをしたことがあったのですが、一度にこのように沢山行ったのは初めてで、チェーンソーがオーバーヒートしてエンジンがかからなくなるほどでした。今まではおそるおそる切っていた感が有りましたが、あれだけ切ったお陰でチェーンソーの使い方を含めかなり自信がつきました。
斧による薪割りも試しにやらせてもらいましたが、長くやってらっしゃる方の薪割りの姿勢というか力の入れ方が自分のやり方と全然違っていて、大変勉強になりました。もっと振りかぶって力を入れれば、今まで割れなかった薪も割れるようになるのではと期待しています。
今回の講習には県外からの移住者の方も参加されていて、情報交換もいろいろさせて頂き、日を改めてお会いすることとなりました。薪割りのみならず交流の場となったことは大変ありがたく思っております。もう少し生活に慣れてくれば八ヶ岳森林文化の会の他の会への参加や会自体への参加も
検討させて頂ければと思います。