森林療法プログラムT [5月23日 森林観察学習部会]
〜みんなの森林づくり〜
日程: 5月23日(土)
場所: 茅野市 市民の森
参加者: 14名(一般) 7名(スタッフ)
市内作業所等の通所者の方と共に、市民の森遊歩道にチップを敷き、訪れる方が安全に観察会や散策するための道を整備しました。それぞれの方の状況に応じて、下記の作業を分担して作業を進めました。
@間伐林地残材の集材
Aチッパーによるチップ作り
B遊歩道へのチップ敷設
C昼食づくり
その作業をとおし森のもつリラックス効果や、道づくりから得られる達成感等を体感して頂きました。
予定していた作業場所(駐車場)が当日他団体が使用しており、急遽実施場所の変更を余儀なくされ、それに伴い連絡・連携がスムーズにいかない場面もありました。
しかし、昨年に引き続き今年も作業を楽しみにしていてくれた八ヶ岳福祉農園の皆さん、初参加で他者との関わりが苦手な労協ながのの利用者さん、そして我々スタッフ一同も森林の中で作業することの心地よさや、道づくりの達成感が得られ、森林療法プログラムの目的は達成できたと思います。
今回この事業を通し、所謂〇○障害といわれているものの正体は、その人の生きにくさや周囲との違和感なのではないか、私達はそこを理解し「こうすればいい。」と諭すのではなく、共に汗を流し協働することで、近づき合えるのではないかと感じました。