青少年「森に学ぶ」T [6月18日 理事会]
〜作業を通して森の役目を学ぼう〜
日程: 6月18日(木)
場所: 茅野市 市民の森
参加者: 43名(一般) 11名(スタッフ)
平成27年度 第一回の青少年「森に学ぶ」を実施しました。本事業は、任意団体 信州縄文の里茅野(事業名:ホットステイちの)との連携事業です。今回は、工学院大学付属高校1年生の生徒43名を受け入れました。
学校の所在地は、東京都八王子市で、中央高速の上り車線から八王子インター手前の左側の丘陵地帯の麓に、比較的高い校舎が見えます。当会の参加者は、指導員7名、スタッフ4名で対応しました。 昨年は、全員、女子高生でしたが、今回は、もともと男子校だったので男子生徒が中心で、各班(約6名編成で7班)に2〜3名の女子生徒が入っていました。
昼食の自己紹介の時、女生徒に、“もてるでしょ??” と聞いたら、“ほどほどに”だそうです。
プログラムとしては、吉田山到着後、駐車場から遊歩道(ウッドチップが心地よい)を上り、水車小屋を経由して、山頂まで歩きました。この間、スタッフから木や、草花の説明をしました。
昼食後は、手鋸の使い方の練習を行い、今年、“市民の森を創る会”が植林する山頂直下エリアの下草刈りを行ってもらいました。
その後、森林整備事業部長による、伐倒デモンストレーションを行い、見事に伐倒し、拍手喝采でした。伐倒した“ばっこ柳”の“高さ、年輪、重量”当てクイズを行い、当たった生徒たちには、小径木で作ったコースタをお持ち帰りしてもらいました。
最後に、下草刈りをした中央に、朴ノ木を一本、記念植樹してもらい、森林観察学習部会長が作った立札を立て、記念写真で終了しました。
次回の青少年「森に学ぶ」Uは、昨年と同じ、さいたま市立浦和高校の生徒達です。
なお本事業は当会の目的の一つである“森の大切さ”の次世代への伝承に加えて、収入の多角化への模索の意味も背負っています。
還暦を過ぎた我々にとって、若い生徒たちとの語らいは、新鮮です。次回のスタッフ参加を宜しくお願いします。