事業報告


市民の森 秋の観察会 [10月4日 森林観察学習部会]

〜秋の樹木ときのこの観察会〜

日程: 10月4日(日)
場所: 茅野市 市民の森
講師: 大木正夫さん(長野県林業大学校講師)
参加者: 27名(うちスタッフ5名)

秋の風景

この秋は市民の森で例年たくさん採れるハナイグチ(ジゴボウ)が殆どなく、大勢の参加者がキノコを 見つけられなかったらどうしようかと心配しつつ当日を迎えました。
大木先生には「キノコが少ないので最初から樹木にも重点をおいて説明していただきたい」とお願いして出発。先生が樹木の解説を交え つつ進むなか、参加者が次々とキノコを先生にお見せして確認し始めました。ハナイグチは数本しか なかったものの、逆にいろいろなキノコに目が行き、お昼に池に着いた時は、食べられるものとしては ハナイグチ、シロヌメリイグチ、ナラタケ、クリタケ、ハタケシメジ、サマツ、ホコリタケ(未熟な 白いもの)などなど集まりました。別働隊の男性炊事班が用意してくれたキノコ汁はちょうど作業日と なった事業部からの差し入れのムキタケと手作り味噌、会員の畑からのネギ、かぼちゃ、じゃがいもなども 入りとってもおいしいとお代わり続出で売り切れに。

午後には、今まで名前を確認できなかった樹木で、幼木をマメガキ、成木をイヌザクラと大木先生に 教えていただき、また市民の森の樹木のリストが増えました。また、「ヤマザクラ」と名札のついている 数本がすべて「カスミサクラ=ケヤマザクラ」と教えていただいたのも収穫です。

トピック

 秋の観察会 開会の挨拶

開会あいさつ

大きな籠を下げた方が多いですが、収穫できるのでしょうか?

 観察会風景

観察会風景 観察会風景

沢沿いの小径を行きます

樹木の解説(ここではサワフタギ)

観察会風景 観察会風景

予定のポイントでキノコの同定

キノコを見つけると先生を囲んで輪ができます


 食事の前に採取したキノコを確認

ハナイグチ シロヌメリイグチ ナラタケ

ハナイグチ(ジゴボウ)

シロヌメリイグチ

ナラタケ

クリタケ ハタケシメジ ホコリタケ

クリタケ

ハタケシメジ

ホコリタケ(未熟な白いもの)

ヒラタケ ムキタケ チャナメツムタケ

ヒラタケ

ムキタケ

チャナメツムタケ


 昼食 池の

昼食風景 昼食風景
キノコ汁

大鍋一杯あったキノコ汁ももうすぐ完売


 今咲いている花

センブリ(千振) (リンドウ科 センブリ属) 2年草

センブリ

池の周りにはセンブリが咲いていました。
早速、先生はロゼット捜し。沢山ありました。
センブリは2年草、来年も花が見れるということです。


 不明木も判明

散策ルート状の不明木2本を先生に見て頂き、同定して頂きました。

マメガキ(豆柿) カキノキ科 カキノキ属 落葉高木

マメガキ マメガキ 2014.9.14
初観察

 

 

 

イヌザクラ(犬桜) バラ科 サクラ属 落葉高木

 

イヌザクラ イヌザクラ 2015.4.21
初観察

 

 

 

 帰り道

帰り道

皆さんお腹は満杯、お疲れの様子
池からの帰り道は長く感じられたでしょう。
お疲れ様でした。

2015.5.31