市民の森 秋の観察会 [10月4日 森林観察学習部会]
〜秋の樹木ときのこの観察会〜
日程: 10月4日(日) |
この秋は市民の森で例年たくさん採れるハナイグチ(ジゴボウ)が殆どなく、大勢の参加者がキノコを
見つけられなかったらどうしようかと心配しつつ当日を迎えました。
大木先生には「キノコが少ないので最初から樹木にも重点をおいて説明していただきたい」とお願いして出発。先生が樹木の解説を交え
つつ進むなか、参加者が次々とキノコを先生にお見せして確認し始めました。ハナイグチは数本しか
なかったものの、逆にいろいろなキノコに目が行き、お昼に池に着いた時は、食べられるものとしては
ハナイグチ、シロヌメリイグチ、ナラタケ、クリタケ、ハタケシメジ、サマツ、ホコリタケ(未熟な
白いもの)などなど集まりました。別働隊の男性炊事班が用意してくれたキノコ汁はちょうど作業日と
なった事業部からの差し入れのムキタケと手作り味噌、会員の畑からのネギ、かぼちゃ、じゃがいもなども
入りとってもおいしいとお代わり続出で売り切れに。
午後には、今まで名前を確認できなかった樹木で、幼木をマメガキ、成木をイヌザクラと大木先生に
教えていただき、また市民の森の樹木のリストが増えました。また、「ヤマザクラ」と名札のついている
数本がすべて「カスミサクラ=ケヤマザクラ」と教えていただいたのも収穫です。