八ヶ岳森林文化の会は、発足以来七年を経過しました。
当会が成長する中で、多くの会員や市民の皆様の暖かい支援やお力添えを賜りましたことを深く感謝申し上げます。
この度、当会がさらに地域の発展に貢献できる団体であり、森林文化活動への人材を養成していける組織として、新しく参加される方々の活躍の場になることを願って情報を提供する専用のホームページを立ち上げました。
当会は、八ヶ岳を愛し、自然を慈しみ、森の中の都市である茅野市で森を育て、次世代の子達に伝える森を残すことを目的に、森林文化活動や自然環境活動に取り組んでいる団体であり、
八ヶ岳の動植物の生態観察や地質構造観察を通し、自然の大切さや生命の大切さを体験する活動を進める森林観察部会、森を守り、育てることの大切さを体験する間伐作業や森林整備作業や炭焼き体験や茸の菌打ち体験を通して、次世代に伝える活動をする森づくり部会、豊かな森林の多様性や間伐材の活用や森林バイオマスの有効利用や地元産材の積極的な活用法を考える学習部会の3つの組織で、100名近い会員メンバーの皆様より活動をしています。
この3部会の活動と共に、当会では、パートナーシップの活動の一環として、茅野市の行政や地域の財産区の方々とも協同しながら、市民の森を創る構想検討から市民の森の実現までの活動を進めてまいりました。
まだまだ多くの取り組み内容を持っている市民の森創りの活動ですが、その活動の場を通して、八ヶ岳森林文化の会の目的や理念が実現できる機会として、取り組んでまいります。
最後に、私達の活動を通して、八ヶ岳山麓の森づくりに力を寄せ合う機会と次世代の子供達に伝える喜びを味わえることを祈願し多くの皆様方の入会を期待して、紹介を終わります。
八ヶ岳森林文化の会々長 中野昭彦