2018.5.10 5.24
~森林を良く知ろう~ |
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月に2回実施している学習会からの情報発信レポートを連載します。
2018.5.10 5.24
~森林を良く知ろう~ |
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2018.6.8 6.21
6.8 八島湿原の観察 担当 会員(井村悦子、黒田キミ) |
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今年は、昨年から学習してきた樹木を生息している現地で観察することになりました。 |
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2018.7.12 7.19
モチノキ ~姿かたちはつくられるもの~ 井村 悦子(会員) |
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2018.8.10 8.23
8.10 麦草峠付近の観察 担当 会員(井村淳一、井村悦子) |
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8月9日 学習会のメンバー5人で麦草峠周辺の樹木の植生を調査にでかけました。 |
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2018.9.13 9.27
2. 火山と永久凍土 【大雪山】 担当 石田 豊(会員) |
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本章を読むためだけでなく、本書全体を読むために、火山、マグマの基礎知識を整理します。
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2018.10.4 10.18
5. 森林限界がなぜ低いか 【早池峰山】 担当 南波 一郎(会員) |
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1.山の紹介: |
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2018.11.1 11.15
11. 特異な地形が生み出す植物群 【妙義山・清澄山】 担当 黒田 キミ(会員) |
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●妙義山 <参考>(Wikipediaより) * 本宿(もとじゅく)カルデラ 群馬県甘楽郡下仁田町にある、直径約10kmのカルデラ。凹地が残っていないことから本宿コールドロンとも呼ばれる。長野県東部、群馬県西部から秩父、丹沢にかけてのかつての火山フロントに沿う第三紀鮮新世(およそ300万年前まで)の噴火活動により形成され、東日本に残る火山地形としては古いものに当たる。荒船山と妙義山の岩体は、この時の隆起と貫入したデイサイト溶岩が、その後の浸食により、露出し、メサとなったものである。 メサ:差別浸食によって形成されたテーブル状台地のことで、「卓状台地」とも呼ばれる。 さらに浸食がすすみ孤立丘となったものは「ビュート」と呼ばれる。 <参考>「火山学者に聞いてみよう-トピック編」 高橋正樹(茨城大学・理学部・地球生命環境科学科)より 荒船山周辺は本宿火山性陥没地とよばれており、第三紀後期中新世の一種のカルデラ火山の跡です。荒船山を東山麓の群馬県下仁田町相 沢付近から登ると、下から順にデイサイト貫入岩体→安山岩溶岩→安山岩質凝灰角れき岩→湖成層(砂岩・泥岩・凝灰岩)→安山岩質凝灰角れき岩→安山岩溶岩→安山岩 質凝灰角れき岩→湖成層が(貫入岩を除いて)ほぼ水平に重なっています。最上位の 平坦な尾根は安山岩溶岩からなっており、三角点のある山頂は、デイサイト質溶結凝 灰岩から構成されています。荒船山が航空母艦のように山頂が平坦なのは、安山岩溶 岩が侵食に強かったためです。こうした地形のことをメサといいます。 本宿コールドロンの大きさは直径が約10km強あり、多角形型の輪郭をしています。 ちなみに、カルデラとは火山性の凹地形ですが、かつて陥没したカルデラの中味が隆 起して現在は山になっているような場合、凹地形ではないのでカルデラとはよばずコールドロンと称することが一般的です。本宿コールドロンでは、最初にマグマ溜りの 突き上げによって地表が隆起し、その結果張力が働いて陥没が生じ、その後に陥没地 内にマグマが噴出して各種の火山岩類が形成されたと考えられています。こうしたタ イプのカルデラのことを本宿型カルデラとよびます。この地域は本宿型カルデラの模 式地なのです。最初にできた陥没地の周囲の崖の下には一種の崖錘れきが溜まりまし たが、この崖こそが『陥没の壁』に他なりません。長野県側から荒船山に登る場合は 、まずこの『陥没の壁』を越えてかつてのカルデラの中へ入って行くというわけです。 ●清澄山 清澄山の主峰は、標高377mの妙見山で、千葉県で3番目に高い山である。清澄寺(せいちょうじ)本堂付近は約310mである。南房総国立公園にふくまれており、北斜面に暖帯性、南斜面には亜熱帯性の植物が自生する。また、安房、上総の分水界であり、養老川や小櫃川(おびつがわ)も清澄山を源流とする。地質学的には新第三紀に形成され、泥板岩や砂岩で構成される。 <参考>(ウイキペディアより) 分水界:異なる水系の境界を指す地理用語。 山岳においては稜線と分水界が一致していることが多く分水嶺(ぶんすいれい)とも呼ばれる。 参考>「火山学者に聞いてみよう-トピック編」> |
ゆいわーく茅野 102会議室です。 |
2018.12.6 12.20
12. ブナ林の異変 【丹沢山・三頭山】 担当 本村 光子(会員) |
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●枯れる丹沢山のブナ |
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●跡継ぎのないブナ林 |
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調査の結果、三頭山にもブナの実生があったが、いずれも浅い谷筋のなかだけで、現在ブナの大木が生えている幅の広い尾根型の斜面には一本もない。なぜか? |
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2019.1.10 1.24
16. 高山植物の女王=コマクサ 【白馬岳、蓮華岳】 担当 井村 悦子(会員) |
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●コマクサの分布とその条件 |
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●砂礫地の科学 |
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●地質が決める植物群落 |
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●岩石の割れ方のちがい |
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●岩石の風化と土地条件 |
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●コマクサのある蓮華岳とコマクサがない蝶ヶ岳 |
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<コマクサがない地域> |
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コマクサの分布は、東北日本では新しい火山、日本アルプスでも流紋岩、安山岩、花崗岩など火成岩地域にしか出現しない。コマクサの本拠地はカムチャッカ、千島の火山地域で、千島の火山列島→北海道→北アルプス辺りで安山岩のスコリア原から流紋岩、花崗岩の火成岩地域に分布を拡大してきた。 |
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2019.2.7 2.21
20.岩石の割れ目とお花畑 【中央アルプス】 担当 南波 一郎(会員) |
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●砂礫地の植物たち
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●岩石の割れ目(砂礫地を作る)が分布を決める |
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●南岳(槍と穂高の間)のタカネヒカゲ |
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<参考:山の成り立ち> |
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2019.2.12
学習会の講演会 |
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2月12日(火)13:30~ 茅野市中央公民館2F 学習室で長野県環境研究所の出前講座として、同研究所 自然環境部の尾崎雅章主任研究員をお招きし、題記の題目で講演していただいた。 |
私たちは、このような活動を通じて人と森林との新たな関係を作り出し、豊かな森林を次世代にバトンタッチしたいと願っています。