2019.4.19
今、市民の森だけではなく、どこの林でも、黄色の小さな花がたくさんついた低木が目立ちます。 上の写真はダンコウバイですが、アブラチャンもよく似ています。今回は、その見分け方を少し。 |
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市民の森では、沢沿いの湿った地域にアブラチャン、尾根筋にダンコウバイという傾向がみられます。 |
この「今、市民の森は!」というタイトルで、事務局だより毎号に連載しています。 |
2019.4.19
今、市民の森だけではなく、どこの林でも、黄色の小さな花がたくさんついた低木が目立ちます。 上の写真はダンコウバイですが、アブラチャンもよく似ています。今回は、その見分け方を少し。 |
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市民の森では、沢沿いの湿った地域にアブラチャン、尾根筋にダンコウバイという傾向がみられます。 |
2019.5.8
春、5月初めにワイワイ群れて出ている写真の植物は、ヒトリシズカ(一人静)という名前の植物です。 |
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雄しべは、花粉を入れる袋状の葯(やく)と葯を支える花糸(かし)という部分でできています。私たちのなじみ深い花は、花糸の先端に葯がありますが、ヒトリシズカは根元にあります。 |
2019.6.5
今の季節、コナラの葉先がロート状に丸まっているのを見かけます。よく見ると、葉っぱの切り方、葉先の丸め方みな同じパターン。作者は誰? |
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検索表が載っていてそれに沿って、調べてみます。 |
2019.7.17
今年オープンした北コースの中ほど(昔、ジープの残骸が在った所)にシナノキの大木があります。今年は沢山の花が付き、今満開です。 |
タネが熟すとヘラ付きのまま枝を離れ、風に乗ってヘリコプターのようにくるくる回って新天地を目指す風媒花と言われています。しかし、この形状でどれくらい移動できるのでしょう。 市民の森でシナノキを観察しているのは、今の所、この尾根筋だけです。ということは、新天地を目指す戦略としては余りに頼りない感じがしますが、実際、どうなのでしょう。飛翔実験でもしてみないと、うかつなことは言えませんが…。 茅野駅の東口の街路樹にシナノキがあり、今年も沢山花が咲いていたそうですから、手軽にプロペラ付きタネは採取できます。興味がある方は実験して結果をお知らせください。 |
2019.8.20
今の時期に湿った場所で、すっきりした青の花弁をミッキーマウスの耳のように立てて咲いているのは、ツユクサです。 |
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多田多恵子さんの著書「したたかな植物たち」に解説されているツユクサのしたたかさを、紹介します。 |
2019.9.10
池のほとりに、あまり見かけない風情のキク科の植物を見つけました。 |
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根元を見ると、キク科らしくない柄の長い心形(ハート形)の葉がついています。これはシラヤマギクですね。 |
2019.10.2
今の季節、タンポポのタネのボンボンのようなセンボンヤリの茶色のボンボンが、あちこちの荒れ地で林立しています。 |
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センボンヤリは、春花と秋花があり、春花も受粉してタネを付けますが、秋花は蕾のまま開かず自家受粉してタネを作ります。 |
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この秋花のタネのボンボンが林立するのを、大名行列の毛槍をイメージしてセンボンヤリと命名されたそうです。 |
2019.11.14
11月14日、閉山になる市民の森のエゾエノキの樹皮を日光に透かして見ると、光る糸が沢山見えました。上の写真右側の矢印の先の縦線、遠景はボケていますが、左側の矢印の先の光った縦線、その他にも何本もあります。 |
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根元の落葉を少し捲ってみると、すぐにオオムラサキの幼虫と出会うことができました。 |
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新聞、テレビのニュースなどで取り上げられたので、既にご存知の方も多いと思いますが、環境省が2003年から実施している生物多様性に関する「モニタリングサイト1000」と呼ばれる調査結果が発表されました。
その中で1年あたりの減少率15%以上を示した蝶6種の中にオオムラサキが入っていました。 |
2019.12.26
★今、市民の森は冬休みなので、今年出会った動植物を中心に、それにまつわる話を掲載します。 |
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今年、炭焼き小屋のすぐ脇の茂みに、カマツカを見つけました。 |
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我々の先人は長い経験の末に、それぞれの木の特性を見つけて、有効に利用してきました。 |
2020.1.30
★今、市民の森は冬休みなので、今年出会った動植物を中心に、それにまつわる話を掲載します。 |
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夏から秋にかけ、ヌルデの複葉部に実のようなものがついているのを見かけることがあります。(写真左) |
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虫こぶとは植物が虫などに摂食された際、被害が全体に及ぶのを防ぐため植物がとる防衛策です(組織を増殖しコブを作り、その中に虫などを閉じ込める作戦)。一方、寄生する虫にとっては、安全な場所と食糧を得たことになります。 |
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ヌルデ(白膠木) 別名:フシノキ、カチノキ |
2020.2.29
★今、市民の森は冬休みなので、今年出会った動植物を中心に、それにまつわる話を掲載します。 |
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野鳥の姿をコンパクトカメラで撮影するのは難しいのですが、この日は幸運にもメジロを撮ることができました。
目のまわりが白く鶯色の身体、間違いなくメジロです。 |
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昔から、「梅に鶯」として梅の木に鶯色の鳥がとまっている絵が描かれていますが、これは、ウグイスではなく、メジロのようです。ウグイスは鶯色ではないし、もっと地味ですよね。 |
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私たちは、このような活動を通じて人と森林との新たな関係を作り出し、豊かな森林を次世代にバトンタッチしたいと願っています。