H29年度 事業計画・報告

事業報告

2017.10.1

市民の森 秋の観察会

~市民の森樹木巡り~    [森林観察学習部会]

~市民の森樹木巡り~

「イタヤカエデはなぜ自ら幹をからすのか」など樹木に関する著書が多い渡辺一夫さんを講師に迎え、市民の森の樹木を観察し、それぞれの樹木の特徴や生きるための多様な戦略などを学びます。

イタヤカエデ

日程: 10月1日(日)
場所: 茅野市 市民の森
参加者: 24名(うちスタッフ2名)

 恒例の秋の観察会講師の大木先生が今春亡くなられ、後任の講師に苦慮していました。 そこで、今年の学習会で取り上げた教材「カエデはなぜ自ら幹を枯らすのか」の著者渡辺一夫氏に 2日間で観察会と座学という形で打診してみました。快く了解は得られたのですが、2日連続は日程が取れず、 10月1日に観察会、1月に研修会(座学)ということで話がまとまりました。
 講師は横浜在住の方なので、ガイドブック2冊、今年実施した樹木巡りの研修で巡った生息樹木地図を送付するなどで 準備して頂き実現しました。
 講師の方のお人柄か、柔らかなお話しの中にもしっかりとした論理があり、納得の説明を聞くことができました。 参加者の皆さんも同じ考えのようで、総勢24人と大人数にもかかわらず、講師が話を始めると自然に周りに集まり、 大声で集合を掛けることもなくスムーズに進行ができました。
冬の研修も楽しみで是非参加したいという一般参加者の声も多くありました。

トピック

 自然に講師の周りに輪ができます。

観察会風景 観察会風景

要所要所で、樹木の生きる戦略の解説がありました。


観察会風景 観察会風景

不明木だった樹木に樹木札を付けました。


 昼食は池で、暖かく気持ちよく、のんびりと。

観察会風景 観察会風景 観察会風景

 午後も、元気に!。

観察会風景

 資料

樹木巡り地図(PDF:142KB)  講師資料(PDF:186KB)


私たちは、このような活動を通じて人と森林との新たな関係を作り出し、豊かな森林を次世代にバトンタッチしたいと願っています。