R01年度 事業計画・報告

事業報告

2019.7.28

子供達の森の体験

~家族でのんびり楽しむ森の観察~    [森林観察学習部会]

色々

日程: 7月28日(日)
場所: 茅野市 市民の森
参加者: 21名(うちスタッフ4名)

今年もまた、台風接近。昨年も台風に当たり、やむなく都合のつく家族だけでもと延期して実行しました。「今年もか?」と延期日も調整し、当日朝まで天気予報とにらめっこしながらの一喜一憂でした。
朝7時、雨は降っていない、風は強くない、天気予報は午前中の降水確率は30%降水量0.1~0.2mm、午後になると50%、早めの進行で決行と決めました。
通常は、決行の場合は連絡をしないのですが、皆さん悩んでいるだろうと、決行の連絡をしたところ、お弁当も用意し、子供たちは未だか未だかと大騒ぎで待っているとのことで、全家族の参加でした。
スタッフは、天気予報を読む力、好天を呼ぶ力も必要と、毎回痛感します。誰かいないかなあ。
今回の参加者は、中1(1名)、小6(1名)、小1(4名)、幼稚園児(2名)、3歳児(1名)、2歳児(1名)の10名、付き添いの母、祖母を含めて合計17名でした。
低学年が多く、高学年が1家族だけなので、高学年の子には、蝶を収納する三角ケースを渡しスタッフ助手をお願いするなど、年齢に応じて楽しめる工夫をしました。しかし、さすが高学年、オニヤンマの捕獲、低学年への気配りなど、大活躍でした。その6年生も来年は中学、今年でこの体験も卒業かもしれません。
最近、学年の異なる子供と遊ぶことが少なくなっていると聞きます。この事業は、年齢、生活地域が異なる子供たちが一緒に遊ぶ場の提供という意味でも有意義と考えています。今回は東京在住の家族の参加がありました。
コースは第一駐車場から水車小屋付近までとし、天気予報、空模様を見ながら、早めに進行し、11時に同定会、昼食、昼食後昆虫レースを3回戦行い、12時半には解散しました。皆「来年またね~」と言って帰っていきましたから、責任重大です。
矢張り午後は雨となったのでベストな進行でした。

トピック

 昆虫探検隊装備

当会の貸出装備は
・ヘルメット
・虫捕り網
・虫かご
・虫眼鏡
・図鑑代用の
 ガイドブック2
装備を着ければ、昆虫探検隊の出来上がりです。
2歳の子にまで気に入ってもらえました。

昆虫探検隊

 始まりますよ

準備完了

準備完了

蝶が入ったトラップの説明

蝶が入ったトラップ
の説明

網の使い方の説明

網の使い方の説明

馬の耳にイヤリング(蝉の抜殻)

馬の両耳にイヤリング
(蝉の抜殻)

 いざ、森の中へ

観察会風景

講師が調べてます。

観察会風景

日陰で説明

観察会風景

2歳児もお兄ちゃんと
同じように

観察会風景

みんな奮戦中

観察会風景

オニヤンマget
さすがベテラン

観察会風景

動くものは何でも

 風が通る水車小屋付近の木陰で

同定会

観察会風景

皆で調べる

観察会風景

じっくり観察

昼食

観察会風景

おいしいね

恒例の昆虫レース

今回は、レースのスターターを6年生にお願いしました。
スタートのファンファーレはなし、合図も「redy go!」で今風でした。

観察会風景 <今回のトラブル>
トカゲ君が初出場。コース無視で爆走。みんなの総意で失格!!
余りのドタバタで写真が取れませんでした。
左写真は、いつまでも出てこない選手(キマワリ君)を出そうと頑張る、スターター。

 嬉しい発見
 2012年を最後に観察できていなかったシキンカラマツが同じ場所で咲いていました。

シキンカラマツ(紫錦唐松)

シキンカラマツ
(紫錦唐松)


私たちは、このような活動を通じて人と森林との新たな関係を作り出し、豊かな森林を次世代にバトンタッチしたいと願っています。