冬の研修会(観察と講演会)
~植物の越冬戦略を学ぶ~ [森林観察学習部会]
日程: 1月19日(日)
場所: 午前 茅野市 運動公園 午後 ゆいわーく茅野101、102会議室
講師:多田多恵子さん(理学博士)
参加者: 24名(うちスタッフ1名)
例年の研修会は、室内での講義をしていましたが、今年は、植物の越冬戦略を学ぶということで、フィールド観察をして講義という形式にしてみました。
午前中、前日にさらりと雪が降りうっすら雪化粧の運動公園でフィールド観察をし、講義会場のゆいわーく茅野に移動し、昼食、講義、懇親会と予定通りの工程をこなすことができました。
フィールドでは、色々な植物の冬芽、タネの形状とその越冬、タネ撒き戦術を多田さん独特の視点での解説をして頂きました。
午後の講義は、今日のテーマの植物はなぜ凍死しないか、どういう仕組みで越冬するかを植物の基本的構造の説明も交えて解説して頂きました。ちょっと、レベルが高かったという感想もありましたが、合間合間に、アラスカのリスの冬越し収穫作業の動画、観察に優れモノの携帯顕微鏡の紹介、最近だされた本で使用した写真の解説など盛沢山で、収穫の多い研修会になりました。
是非、今回の余談の方の一般向け話題の続きで講演をお願いしたいものです。
トピック
● 観察
モヒカン頭のムクゲのタネ |
リス、ネズミの食痕の違い |
アオギリのタネ |
● 講義