地質・鉱物の広場


地質・鉱物についての情報を掲載します。

中央構造線 露頭

2012.11.11掲載

 中央構造線の溝口露頭、北川露頭、安康露頭では、それぞれ、崖に中央構造線の境界部分が岩石の違いから、右側が太平洋側の外帯、左側が日本海側の内帯が見てとれました。
観察会の詳細は2012年度地形地質学習の旅の報告 のページをご覧ください。

20121111溝口露頭

溝口露頭


硫黄岳爆裂火口

2010.8.4掲載

2010年の八ヶ岳観察会では、硫黄岳、横岳の観察会を行いました。
硫黄岳爆裂火口に立ち、地層の成り立ちの説明を聞きました。
観察会の詳細は2010年度八ヶ岳山麓観察会の報告 のページをご覧ください。

20100811硫黄岳爆裂火口

硫黄岳 下部、中部溶岩、上部火砕岩を見渡す。
上部火砕岩は溶結凝灰岩、溶結スコリアである。


吉田山の形成と地質、地形

2010.3.20掲載

我々が活動のフィールトの一つとしている市民の森(吉田山)の形成と地質、地形について、森林観察学習部会の野澤 仁三郎さん(市民の森を創る会会長)にまとめていただきました。
詳しくは、吉田山の形成と地質、地形 のページをご覧ください。

諏訪堆積盆地の形成 現在
現代
本記事は、八ヶ岳森林文化の会発行の観察会資料「市民の森のしおり」(2010年度)に掲載しました。

黒曜石露頭

2010.3.20掲載

麦草峠付近には縄文文化の重要な役割を担った黒曜石の露頭があります。
2009年の八ヶ岳山麓観察会では、2つの露頭を巡る観察会を行いました。
観察会の詳細は2009年度八ヶ岳山麓観察会の報告 のページをご覧ください。

20090711冷山黒曜石露頭
冷山黒曜石露頭 2009.7.11

20090712冷山黒曜石露頭
大石川源流黒曜石露頭  2009.7.12


日陰の湯・雨もり

2010.3.20掲載

2009年の八ヶ岳山麓観察会で、日陰の湯、雨もりを見学しました。

「日陰の湯」
 第1酸化鉄[FeO]が水中の酸素と化合して第2酸化鉄[Fe2O3]となり凝結して淵を作り、脇水を蓄え池を形成した。

日陰の湯 日陰の湯 底から水が湧いている。
 

「雨もり」
 鍾乳洞の鍾乳石同様に第1酸化鉄[FeO]が水中の酸素と化合して第2酸化鉄[Fe2O3]となって凝結したもの。極めて珍しい。

雨もり全景 雨もり

観察会の詳細は2009年度八ヶ岳山麓観察会の報告 のページをご覧ください。

地獄谷

2010.3.20掲載

麦草峠付近の地獄谷を2009年の八ヶ岳観察会で観察しました。地獄谷は、見下ろすと岩がごろごろした深いすり鉢。底にはまだ雪が残り、気温は8℃。磁石は狂ってあちこちを差す。

地獄谷 上から   地獄谷 底から

上から覗いた底

 

底から見上げた壁

地獄谷

標高2,130M 大きさ径70M、深さ40Mの円形
新八ヶ岳期の火口跡と考えられ、火口としては最低の位置で最小

地獄谷溶岩

紫蘇輝石普通輝石安山岩
斑晶 斜長石、紫蘇輝石、普通輝石、鉄鉱、カンラン石、石英

(永沼)  

観察会の詳細は2009年度八ヶ岳山麓観察会の報告 のページをご覧ください。

2010.3.20