毎月1回の、市民の森を散策し、楽しみながら、生態観察をしよう! という会です。
今年は、一歩前進して、市民の森を散策される方への情報発信と、樹木の名札掛けをします。
情報発信は、その月の観察結果のまとめを市民の森に掲示します。
2013.4.16 |
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昨年からの継続メンバー17名、新規メンバー2名の計19名で今年の月例観察会がスタートしました。
昨年、大所帯で苦労したので募集を控えめにしましたので、予定の22名に達しませんでした。長丁場ですから今後も定員まで参加申し込みは受け付けていきます。興味のある方はお問い合わせください。 |
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月例観察会 4月の掲示(PDF:493KB) |
2013.5.21 |
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コナラの淡い緑が清々しい新緑の季節を引き立ててくれます。 |
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それでも心ゆくまで観察できた事に満足感を感じたのではないでしょうか?水車小屋の満開のズミ花、オトコヨウゾメ、ガマズミ等の白い花々、今の季節は白い花が多いようです。オオムラサキの幼虫も来月も無事に大きくなっていることを楽しみにしています。 |
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月例観察会 5月の掲示(PDF:505KB) |
2013.6.18 |
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観察会が終わるまで天気が保つかと思われましたが、頂上を過ぎたあたりからポツポツと落ちてきました。昼食を駐車場でとることにして急いで廻りました。今回はいつも頼りにしている井村さんがお休みなので馬場さんに先生になってもらい主に蝶の観察をしました。蝶の雌雄で羽の色が異なること、表裏での羽の色、模様の異なること、オトシブミの葉にくるまれた卵の小さいこと等々。今回の観察会はいつものとは違う発見が多々ありました。オオムラサキの幼虫も丸々と太って来月が楽しみです。帰りには入り口の門の所でアサギマダラがお見送りをしてくれました。 |
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月例観察会 6月の掲示(PDF:389KB) |
2013.7.16 |
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「飛んでる!」「どこ、どこ」「あそこ、あそこ」 |
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頂上広場手前のエゾエノキの木の傍から去りがたく、オオムラサキが飛来するのを待ちながらの昼食にしました。 |
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これで、昨年8月に卵を見つけてから、成虫まで、オオムラサキの一生の観察ができました。 |
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月例観察会 7月の掲示(PDF:469KB) |
2013.8.20 |
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暑い日が続いているので、時間短縮と、日向の上り(水車小屋から頂上まで)を避けて、水車小屋から頂上までは車を使いました。沢沿いの小径、北コース、南コースを回りました。 沢沿いの小径では、ヒキガエルが水浴中。涼しげでした。 |
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下見の時にオオムラサキの卵を見つけていましたが、本番では、もう孵化した後でした。全員で幼虫を捜しましたが、沢山の葉の中の5mm程度の虫を探すのは大変。やはり眼のいい一番の若手が見つけました。 同じ木には、蜘蛛もウロウロしています。誰となく、「頑張れ」と声を掛けてきました。 |
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また、ツルリンドウの花を始めて観察しました。ツルリンドウの葉と実は良く観察するのですが、なぜか花に出合うことがなく、ガイドブックにも蕾の写真しか掲載でませんでした。ガイドブック発行後も、続々と植物、昆虫写真の種類が増えています。ぜひ、続編を出したいものですね。 |
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月例観察会 8月の掲示(PDF:576KB) |
2013.9.17 |
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今月の月例観察会は、植生調査研修会としました。 森の遷移を実体験する機会として市民の森の伐採跡地の遷移の調査を開始するために、その手法である植生調査の意義、技術の理解、演習を行いました。 | |||
午前中の座学では、「森のどんなことをしらべるのか」「森の様子を調べる方法とは」と分かり易いアプローチで、お持ちいただいた資料、道具を囲み、和気あいあいで活発な座学でした。 |
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午後には、市民の森に移動し、昨年の間伐地に設置した演習用3区域(5m×5m)を3班に分かれて同じ基準で調査演習を行いました。 |
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講師から植生調査に決まった方法はなく、長く続けるためには、自分たちの目的、技量、体力に合った調査方法を設定して実施すればよいというアドバイスがありました。 これから、この研修会の実績を生かし、本格始動に向かって、調査方法を確立し、区画の選定を行います。 |
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調査区画へ移動する途中、中央コース入口にあるウダイカンバの胸高直径を測ってみました。69.5cmありました。使ったメジャーは裏面のメモリを読み取れば直径がすぐに分かる優れもの。 |
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月例観察会 9月の掲示(PDF:616KB) |
2013.10.22 |
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先月は植生調査の研修会と演習のため、2か月ぶりの散策路の周遊です。 | |||
2か月も間が空くと森の様子も大分変化していました。向こうが見えなかったブッシュも見通せるようになり、今まで見えなかったものが見えてきます。今年は、アオハダ、ツリバナの赤い実が目立ち、こんなに本数があったのかと再認識しました。 |
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リュウノウギクが群生する斜面では、今、満開。年々増えているので秋の楽しみの一つになります。 |
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月例観察会 10月の掲示(PDF:495KB) |
2013.10.25 第一回 間伐地植生調査 |
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9月17日に実施した植生調査の研修会、演習を踏まえて、有志を募り9名の参加で実施しました。
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来春、H25年度間伐地にもう1区画設置し、以降毎年3区画の調査を継続していく予定です。 |
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H24年度区画班 |
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調査区画中央からの林冠の開き具合 |
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H23年度区画班 |
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調査区画中央からの林冠の開き具合 |
2013.11.12 |
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この冬一番の寒さという天気予報なので、開催しようか迷いましたが太陽が出ているので決行しました。
この寒さの中、「この地でこれしきの寒さは序の口」と皆さん完全武装で集合しました。
この季節、「観察するものは何もないんじゃない?」と言われますが、そんなことありません。 |
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紅葉して落ちるカスミザクラ、ヤマモミジ、黄葉して落ちるダンコウバイ、褐色の大きな落葉はホウノキ、緑のまま落葉するヤシャブシ、落ち葉をみて植生が分かります。もう、来春の赤い花芽を付けているアブラチャン、白いコートを着込んだコブシの花芽。緑みずみずしく切株を覆う苔。観察するものは沢山あります。そして、エゾエノキの根元では、オオムラサキの幼虫が茶色に変身し越冬態勢です。 |
落葉の特徴 |
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今年の月例観察会も今回が最終回です。市民の森の生物たちに一年楽しませて頂きましたし、観察会メンバーの繋がり、これも、成果の一つと思います。 |
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切株の苔 |
オオムラサキ幼虫 |
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月例観察会 11月の掲示(PDF:564KB) |
2013.12.21 |
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月例観察会 トピック1 |
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昨年8月にオオムラサキの卵を見つけてから、今年7月に飛翔した成虫を観察するまで、メンバー全員が暖かい目で市民の森のオオムラサキを見守りました。その経過を纏めてみました。下の図をご覧ください。 |
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卵 2012年8月 |
幼虫 8月 |
9月 |
11月 |
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幼虫 2013年5月 |
サナギの殻 7月 |
飛んだ! 7月 |
幼虫の食べ物は? |
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エゾエノキの葉 |
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2014.1.21 |
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月例観察会 トピック2 |
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今回は、市民の森の動物たちを特集します。 |
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ニホンカモシカ 3月 |
タヌキ 10月 |
ヤマドリの羽 9月 |
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アマガエル 4月 |
ヒメアカハネムシ 5月 |
ハンミョウ 6月 |
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トリカブトフクレアブラムシ |
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<同定物語> |
ヤママユ 8月 |
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シロシタホタルガ 7月 |
アオバセセリの幼虫 10月 |
セスジナミシャク 10月 |
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2014.2.26 |
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月例観察会 トピック3 |
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今回は、市民の森の樹木を特集します。 |
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ハルニレ(春楡) |
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ミズメ(水目) | |||||
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ミツデカエデ(三手楓) | |||||
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アオダモ(青だも) | |||||
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